大阪道頓堀の名物といえば「グリコの看板」「かに道楽の巨大人形」などがありますが、
いつも写真を撮る観光客で人垣ができる名所といえば「くいだおれ」です。
昨日、この道頓堀名物の「くいだおれ」が7月をもって閉店するというニュースが発表されました。
道頓堀「くいだおれ」7月閉店「定年迎えた」(朝日新聞)オイラの会社は、「くいだおれ」から徒歩5分のところにあり、
ご近所のよしみもあって会長の柿木道子さんにご挨拶に行ったことがあるのですが、
たった一度挨拶して名刺を渡しただけにもかかわらず、
盆と正月には欠かさず挨拶状を送ってきてくださいます。
しかも毎回々々、文章も挿絵も全て手書きです。
オイラのようなペーペーに対してまで、このような接し方をしているのですから、
きっと膨大な枚数の挨拶状を季節ごとに書かなくてはいけなかったことでしょう。
その作業量を考えると、お客様を大切にする精神には、ホント頭が下がります。
ニュースによると、道頓堀に出店する店舗の雰囲気が変わったことで経営が苦しくなったとおっしゃっているようです。
オイラはこのご意見を伺い、「やっぱりな…」と残念に思いました。
大阪屈指の観光地である道頓堀ですが、近年、店舗を構える店は、
これまでの道頓堀界隈の町並みを一気に崩してしまう、目を覆わんばかりのお店ばかり。
道頓堀商店街に「パチンコ屋」「ゲームセンター」「風俗無料案内所」が必要ですか???
戦後の道頓堀の発展を担ってきた店が無くなり、
道頓堀にある必要が全く無い、上記のような店が連立する現実は、
全くもって行政の怠慢といわざるを得ません。
ところで道頓堀商店街のひとつ北の通りに「宗右衛門町通り」という、
これも歴史ある通りがあるのですが、こちらも今ではお店の7〜8割が風俗無料案内所になってしまっています。
歴史ある町並みが、こんな低俗な街になってしまったことは心底腹立たしいことです。
道頓堀商店街にしても宗右衛門町商店街にしても、
このような老舗を失った原因は、行政の無策・不作為によるところが大きいんじゃないかい?
「くいだおれ」閉店の責任の全てが行政にあるとまでは思いませんが、
魅力ある街づくりの責任の一端は担っているんだという意識を行政にも持ってもらいたいです。
閉店まであと数ヶ月しかない「くいだおれ」ですが、
これまでと変わらず、たくさんの人たちにお店に立ち寄ってもらいたいと思います。
女将さん!今までありがとうございました!
近いうちにお昼ごはんを食べに行きますね♪