点差が開いた場面での盗塁は、メジャーと同様に盗塁を記録せずに、
野手選択(フィルダースチョイス)と記録することになったそうです。
点差が開いている場面での盗塁やバントはマナーに反するという、
メジャー流の考え方に合わせようということのようです。
たしかに野球規則では…
10・08(抄) 走者が、安打、刺殺、失策、封殺、野選、捕逸、暴投、ボークによらないで、一個の塁を進んだときには、その走者に盗塁が記録される。この細則は次のとおりである。
(g)走者が盗塁を企てた場合、これに対して守備側チームがなんらの守備行為を示さず、無関心であるときは、その走者には盗塁を記録しないで、野手選択による進塁と記録する。
とありますからね。
規則を厳格に適用するということは、とても大切なことだと思います。
ただ、守備側が走者の進塁について無関心にした場合の全てを野手選択にするのか、
そうでなかったとしても何点差なら、そして何イニングなら盗塁と認めるかの判断が、
記録員の主観に委ねられてしまうところがわかりづらくなりますね。
盗塁のタイトルがかかった場面で、守備行為を放棄して盗塁を記録させないという悪用がされた時に、
公式記録員は果たしてどんな判断を下すのかも心配です。
少なくともメジャーのように、捕手が走者の盗塁に対してアクションを起こさなかっただけで、
野手選択と記録することだけは止めてほしいと思います。
というのも以前、点差が詰まった緊迫した場面で、
ある走者が投手のモーションを完全に盗んだ見事な盗塁をしたことがあったんです。
その盗塁があまりに見事だったため、捕手が全く送球のアクションを取れなかったのですが、
そのときに、“fielder's indiffelence”(守備側の無関心)と記録したメジャーの記録員がいましたから。
素晴らしい技術を評価しない無知な記録員が、まさか日本の公式記録員にはいないと思いますが、
規則の適用について、記録員の統一した判断基準を定めておくべきではないでしょうか。


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