2008年02月07日

人の評価は零か百かの二択…なわけない

某有名歌手が、自身が出演したラジオ番組で問題発言をして活動を自粛していますが、
今日、フジテレビ系「FNNスーパーニュース」に出演して、
発言の経緯や現在の心境などをインタビュー形式で答えるんだそうです。

つまりは釈明会見ですね。

しかし、どうにも違和感を感じます。

なぜニュース番組に出演する必要があるのかってことですよ。

一芸能人の釈明会見が果たして『ニュース』と呼べる内容なんでしょうかねぇ?

社会的に影響力のある人間の発言ですから、問題があったときに釈明する必要があることはわかります。

でも、釈明をするんだったら、発言をしたラジオ番組に出演することが一番の仁義だと思うし、
仮にそれが叶わなくて公の場で釈明するなら複数のメディアの前で、
いわゆる記者会見のような形でするべきではないでしょうか?
(そこまでやる必要はないと思うけど。すでに複数の方法をとって釈明しているんだし、謹慎処分も受けているんだし…)

一メディアの、それも報道番組に出演して釈明するって、
出演させる方も出演する方も異常ですよ。

お世辞にも発言内容は誉められたものではありませんが、
あるひとつの「悪」に対して息の根を止めんばかりに、
メディアをはじめとした世論が徹底的に攻撃し続ける最近の世の中は、
それこそまるで「いじめ」のような感じさえします。

いったい世論は、釈明をさせてその後どうしようと考えているんでしょう。

その発言ひとつだけを取って芸能界から抹殺しようとでもいうのですか?

たしかにその発言でイヤな思いをした女性はたくさんいるでしょう。

でも、ひとつの失言で全てが失われてしまう世の中は、あまりにも世知辛いと思います。

なんだかこの芸能人のことをオイラはエライ擁護しているようですが、
正直言いましてこの発言とは無関係に、元々この芸能人のことを好きではありません。

でも、それとは話を別にして、そこまで徹底的に攻撃する必要があるのかいと思うんですよ。

そりゃ今後やり直すにしても、信用を取り戻すということは難しいことでしょう。

世間的な信用は、ゼロからではなくマイナスからのスタートになるわけですからね。

でも、それを取り戻せるかどうかは本人の今後次第。

その行動の積み重ねを見ることで、世論は判断していくべきなんじゃないかと思います。

人の評価はそんなにあっさりと決められるものではありませんし、
何より零か百かしかないなんて、そんな極端なことではいけませんよ。


そういえば昨日、某ミュージシャンが覚せい剤所持で3度目の逮捕をされていました。

それによって既に発売していたコンサートチケットも払い戻し、ファンクラブも解散になったそうです。

たくさんの人間の信用でやり直しを許されたのに、このザマです。

何度も何度も繰り返して世論の信頼を裏切った人間に、
もうミュージシャンとしてやり直しのチャンスを与える必要はないでしょう。

評価ってそんなものです。

覚せい剤はもちろんNGですが、その一度の裏切り行為で零の評価をするのは早すぎるってもの。

自分の芸を活かして見事にやり直したミュージシャンは何人もいますから。

最終評価を下すのは、これくらい重ねて世論の信頼を裏切った時ですよ。

最初に例に挙げた芸能人は、もちろん何らかの処分を受けてしかるべき失言をしましたが、
ここまで責められるほど、自分の秀でた芸を世間に披露する機会を奪われるようなことはしていないんじゃないでしょうか。

ニックネーム ナパ at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 世の中
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